XR リポート
WINDSOR35研究も終えぬまま(汗)、以前から気になっていたリコーの銘レンズであるXR RIKENON 1:2 50mm の調査・研究をはじめる事とする。
元はといえばXR RIKENONをネットオークションで入手した事から始まる。その時はあまり感心を持たず標準レンズを使うことも一年ほど所有した後、レンズが多くなりすぎた為に転売してしまった→再度ネットオークションに出品(購入頂いた方と現在も交流が続いている。)
そして再度、ネットオークションで入手してしまう(ほしいPENTAXカメラについていたのがXR RIKENON であった )
手にした喜び、パキパキ写る被写体・・・おおおっ、やっぱり凄いねぇ~と喜んで居た日のある午後、あるブログを見るとLがついてたり、Sがついてたり、はたまた本物とか偽者?とかいろいろとXR RIKENONについてのうわさを目にしてしまった(驚)。
と自分のXR RIKENONをしげしげと眺めてみる・・・・・・・@@。
あっ、“L”がついてる・・・Lをパテで埋めて黒く塗れば一緒かもという思いが頭の中をよぎる。でも気づいてしまった私は抑えようが無い衝動にかられ、すぐさま本物?の初期型XR RIKENON 1:2 50mm を入手したのである。
この写真がそのL型と初期型のXR RIKENON 1:2 50mm である。
ご覧になった方は判別ができるでしょうか?そう絞環に50mmと黄色い掘りこみ文字が入っている右側のレンズが初期型で銘レンズといわれているXR RIKENON 1:2 50mmである。ただご覧になってわかるように外観デザイン、そしてレンズ構成には全く左側のL型との差を感じない。厳密に違いをあげると以下のような違いがある。
1.外装の材質が初期は金属であるがL型はプラスティックを多用
2.リング銘板が初期は芋ネジを弛めると銘版と筒と一体となって外れるがL型はプラスティック銘版をボンドで接着してある。
3.絞環が初期は50mmという表示がありギザギザ部分が少ないがL型はその表示がない分ギザギザが多い。
4.初期型は金属部品が多いので重く、L型はプラスティック部品が置き換えられているので軽い。
と結構な違いが見受けられる。
更に詳しく調べてみると(リコーホームページを参考)
RICOH XR500の発売(1978年8月)と共に世に出たレンズでカメラ本体とこのXR RIKENON 50mm F2のセットで当時としては驚異的な定価39,800円で販売され驚異的な売れ行きを誇った名物レンズでもある。後年にはこのレンズの描写が素晴らしい事が評価され中古市場でも高値で取引される。
1981年 10月発売のXR-Sと共に販売されたレンズで最短撮影距離が初期モデルの45㎝に対して60cmとなっている。又レンズ銅鏡部やヘリコイド部にプラスティックが使用され軽量化&コストダウンが計られたようである。光学系自体は同じであるらしい。
1982年 9月発売のXR7・XR500AUTOと同時に発売されたモデルでそれまではヘリコイドねじは片側は金属が常識であったが、金属鏡胴のときのXRリケノンF2 50mmは190g、プラスチック鏡胴にしたことで153gと軽くなり、部品数が減ったため鏡胴が短くコンパクトになりました。
1984年 7月発売のXR-Pと同時に登場したモデルでプログラム露出対応になったモデルである。
P型の中にも薄型銅鏡のものとL型と同サイズのモデルがある。
と上記のように分類される(この時点では私の推測も入ってる部分があるのであくまで仮の分類である)
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コメント
いや、素晴らしいです!! 私はリコーのカメラのファンで、XR-1S、XR-2S、XR-1000S、XR-500等を持っていますが、レンズはペンタックスのものを使っていたので、リコーのレンズに関しては、ほとんど知りませんでした。
まさか、50mmF2のレンズがこんなに種類があるとは!! 全くの驚きでした。
投稿: matsumo | 2006年2月10日 (金) 19:08
ようこそ、日々念事へ
このブログには初めてのお客様です。
しかもmatsumoさんに来て頂けるとは驚きです☆。というのも以前からチョクチョクとグーグルに導かれる事十数回、内容も凄く充実したページが多いので私の隠れ愛読ページでもありました(^^;;。
私はカメラ(銀塩・デジイチ)はPENTAX派できましたが昨今のクラカメ価格崩壊により入手しやすくなったクラカメを買いあさっております(笑)
今後ともよろしくお願いします。
PS:matsumoさんのKONICAのページの中でⅢMだけがイラストになっているのですが、もし宜しければ私が所有しているⅢMの撮影データでよければ使っていただけますか?
投稿: きょー | 2006年2月10日 (金) 23:58
解り易い解説ありがとう御座いました。
リケノン大好きな僕にはとても楽しくためになりました。
タクマーからかなと思っていましたが、リケノンからでしたか♪
これからもちょくちょく覗かせていただきますね。
投稿: 小山卓治ファン | 2006年2月11日 (土) 17:24
きょ-さん、こんにちわ。レス、どうも有り難うございます。
おお、奇遇ですね。私の拙いホームページをご覧いただいていたとは!! 最近は、ブログと他の方の掲示板の方に力が入っていて、ホームページの改定はサボっています。元々、色々な掲示板やブログ等に書かせていただいたものをまとめた形にしたものですので、3月末を目標に追加改定したいと思っています。
さて、貴ブログを読ませていただいた理由は、takep氏の掲示板で「リコー:50mmF2」に色々な種類があることが話題になり、この話は私は全く知らなかったので、Googleで検索して、貴ページを見つけたと言う訳です。
「KONICA 3M」の写真ですが、もし、いただけるのでしたら、よろしくお願いします。アドレスは私のホームページの下の方に全角文字で記載してありますので(ジャンクメール防止のためです)、半角になおして下さい。あのページを作成した当時、あのカメラの存在すること自体が不明で、ようやく、あのイラストを見つけることができたためです。その後、ようやく、新宿のカメラ市場で実物を見ることができました。現在でしたら、メーカーのホームページに自社の製品の歴史なども記載されるようになり、また、貴ページのように個人のページに色々とのるようになりましたが、あの当時は全く無く、結局、国会図書館まで行って調査する羽目になりました。
投稿: matsumo | 2006年2月11日 (土) 20:24
小山卓治ファンさん、こんにちは。
XRリポートに記載のある(購入頂いた方と現在も交流が続いている。)というのは、勿論小山卓治ファンさんのコトです(^^)。XR RIKENONは未だ人気衰えずですよね♪
軽量化モデルのどら焼きレンズは*istDsに妙にフィットしますね。
投稿: きょー | 2006年2月12日 (日) 01:16
初めまして。
最近リコーのKマウントに興味が湧いてネットをうろついていたらここにたどり着きました。
とても興味深いテストでした。
どれもいい写りですね。
ちなみにリケノン Sというのは短胴のモデルのことですか?
投稿: jin@tokyo | 2007年3月17日 (土) 14:50
jin@tokyoさん、はじめまして。
亀レスご容赦ですm(_ _)m。
リケノンSというのは、XR-1S、XR-2S、XR-1000S等の品番の末尾にSが付いているモデルの標準レンズだったと思いますが、定かではありません(汗)。
テスト結果について後、わかったのですが、XR RIKENON 50mm F2(初期モデル)の写りがLよりも劣っていた部分については
テストに使用したレンズ(2個所有)後玉外周ににバルサム切れ
がありましたので、正確ではなくなってしまいました。
投稿: きょー | 2007年3月30日 (金) 01:17
なるほど。
ご回答ありがとうございます。
とても参考になる比較例でした。
バルサムですかあ・・・。残念ですねえ。それでも十分シャープですね。
ぼくも初期型50mm付きXR500をヤフオクで手に入れてしまいました(;^_^A
へんなカテゴリーのとこに出品されていたので、あまり値段が上がらずラッキーでした。
投稿: jin@tokyo | 2007年3月30日 (金) 22:29
jinさん、こんにちは。
初期型XR RIKENONゲットおめでとうございます。
カメラ付き?の方が価格が安く落札できるのは
オークションの不思議ですね(^^;;。
私も同様の経験アリです。
投稿: きょー | 2007年4月 4日 (水) 17:00